インタビュー

  • HOME
  • インタビュー

 

患者さまを知り、寄り添い、信頼関係を築いて診療いたします。

患者さまと信頼関係を築くことを重視して診療をおこなっています。ホームドクターでありたいので、産婦人科とは関係ない症状でも、悩みがあれば一人で抱えてしまわずに何でも相談してほしいです。

医師としてのポリシーは何ですか?

実家が産婦人科で、私も自然と産婦人科への道を選びました。患者さまのお産のためなら、朝方にご連絡をいただいても仕事に向かう父の背中を見てきたこともあり、私も、不安を抱えた患者さまからのお電話には診療時間外でも対応しています。

最近では、医師の働き方改革についても取り上げられています。それも大事ですが、困ったときにいつでも相談可能な医師となれるよう、診療時間内外を問わず、患者さまやご家族に納得していただける医療の提供に、今後も尽力していきたいと思っています。

デリケートな悩みをお持ちの患者さまには、どのようなアプローチをしていますか?

病気の治療には人間性を豊かにすることがとても大事だと思っています。そのため、患者さまはどのような気持ちなのか、職業柄どのような考え方をされるのかなどまで理解できるよう、いろいろな本を読みます。痛みの表現も人によってさまざまですから、医学以外の本も努めて読んでいます。

頼りにしていただけるホームドクターを目指して、婦人科の病気でなくてもご相談に応じています。ちょっとした傷の縫合も対応しますし、例えば耳が痛いなど、私が対応できないことでもお電話をいただければ「今すぐじゃなくてもいいから、耳鼻咽喉科で診てもらった方がいいよ」など、状況を見きわめてアドバイスいたします。

最後に、患者さまへのメッセージをお願いいたします。

精神的なことでも何かお困りでしたら、お一人で悩まずに気軽にご相談ください。更年期障害の患者さまの中には、うつ病で悩まれる方もいらっしゃいますが、原因を探っていくと、家庭内での人間関係に行きつくこともあります。ですから、ちょっとしたお悩みでも一人で抱え込まずに、打ち明けていただけたらと願っています。

また、おなかが痛い、けがをした、かぜをひいたなど、私に対応できるものはいたしますし、どの診療科に行ったらよいかなどのアドバイスもできます。病診連携をしっかりととっていますので、私では対応しきれない場合でも、近隣の医療機関を紹介できます。