閉経が近づきエストロゲンの減少がはじまると、ホルモンのバランスが崩れ、それが引き金となって自律神経系の調整がうまくいかなかったりして、「のぼせ」や「ほてり」などの血管運動性障害の症状がみられるようになります。
また、体の変調に加えて、家庭環境の変化(子供の巣立ち、親の介護など)や個人の性格といった背景も影響して「不安」や「不眠」や「記憶力減退」といった精神神経障害の症状を引き起こします。
このような症状はエストロゲンの減少に体が順応してくれば除々におさまってきますが、影響はそれだけではありません。 エストロゲン減少状態は長い間には膣、尿道、皮膚はもちろん、骨にさえその影響が顕著に現れてきます。 例えば、膣や尿道の萎縮や皮膚の乾燥がみられるようになります。また、エストロゲンは骨からカルシウムが溶け出すのを抑制する作用があるので、閉経後にカルシウム不足が続きますと急激に骨がもろくなり、骨折をおこしやすくなってしまいます。これを一般的に骨粗鬆症と言います。 更年期をより良く過ごすために更年期以後、欠乏してくるエストロゲンを補充する必要性があります。
ページトップ